日本政策金融公庫の利用
起業や開業にあたっては、銀行や信用金庫からではなく、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫=国金)か信用保証協会を通した自治体の制度から融資をしても らうのが一般的です。銀行等は実績がなければ資金を貸し付けてくれませんので、まさにそういった銀行が融資しない、実績のない事業を対象とする、日本政策金融公庫や制度融資を利用していくことになるわけです。ここでは、日本政策金融公庫を例に、融資までの流れを簡単に紹介します。日本政策金融公庫は、銀行のように営利が第一の目的ではなく、中小企業や個人事業を活性化することを通して、日本経済を発展させることを目的としています。そのため金利も低く、担保や保証人の面でも、開業時には大変に利用しやす い公的金融機関になっています。
申請すれば必ず融資がなされるわけではない
日本政策金融公庫などが実績のない企業にも融資してくれるという情報を聞いて、申請さえすれば通常は融資してくれるものなのだろうと軽く考えてしまう人もま た多いようです。しかし、公的なものであっても金融機関は金融機関です。返済が可能な計画があり、その計画の元に信頼できる人物が経営しているんだと いう確認がとれないと、融資はしてもらえません。
事業計画書に加え、収支計画や資金繰りについても、妥当性を持った書面を用意しておかなければなりません。
日本政策金融公庫の融資利用時の流れ
事前相談
日本政策金融公庫は、名前の通り日本全国に支店があります。まずは一番近い支店に足を運んで、自分の行おうとする事業は融資が可能なものなのか、各種の融資 制度のうち、どの制度を利用するべきなのか、申請時に持参すべき書類はどのようなものか、など、事前に相談しておきます。
融資の申し込み
事前相談で情報を得られたら、必要な書類を揃えて融資の申込みをします。事前相談、融資申込みなど、日本政策金融公庫にはできるかぎり何度も足を運び、雰囲気に慣れておくことで、次の面接の際に緊張を減らす効果も期待できます。
面談
申込みに問題がなければ、面談に進みます。申請者にとっては、ここが融資申請一番の山場ではないでしょうか。事業計画書などを利用して、なぜ融資が必要となるのか、そしてどのような返済計画があるのかなどを担当者に伝えます。
申請者にとっては、と書いたのは、実際には事業計画書などの書類が重視され、面談は本人が借りたいという意志を持っているのか、人間的に貸しても大丈夫な人 物であるのか、参考のために確認されるという意味合いが強いものだからです。もちろん、面談を通してできるかぎり多くの情報を収集しようと考えてもいるも のですが。
口頭で伝えれば、事業計画書(創業計画書)が不十分でもなんとかなるだろうと考える方もいらっしゃいますが、融資に対して最終的な決断を下すのは、面談の担当者ではありません。決断を下す人まで自分の計画や思いが伝わるためには、やはりしっかりとした創業計画書やデータに裏打ちされた事業計画書という、目に見える資料が必 要なのです。書類が主であり、面談は従であるという意識で、書類準備には力を入れましょう。
結果の通知
面談に問題がなければ、融資実行の通知がなされます。
融資の実行
結果が通知されてから融資実行までは、事案によって異なります。数日で振り込まれるかもしれませんし、1カ月以上かかるかもしれません。
以上が、日本政策金融公庫を利用した場合の、融資申請のおおまかな流れになります。
サービス提供地域
| 地域 | 市区町村 |
|---|---|
| 23区 |
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、杉並区、中野区、渋谷区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区 |
| 市 |
昭島市、あきる野市、稲城市、青梅市、清瀬市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、狛江市、立川市、多摩市、調布市、西東京市、八王子市、羽村市、東久留米市、東村山市、東大和市、日野市、府中市、福生市、町田市、三鷹市、武蔵野市、武蔵村山市 |
| 郡 |
奥多摩町、日の出町、瑞穂町、檜原村 |
| ※ |
地域によっては交通費等が別途必要となる場合がございます。 |



